皆さんはパンテント酸をご存知ですか？
実は、パントテン酸が不足すると、皮膚や髪の毛のつやが悪くなったり、筋肉痛や手足のしびれ、知覚異常、疲れやすい、などの症状になることがあります。
このパントテン酸の主な働きは、「補酵素」です。これは、副腎の働きを助けたり、副腎皮質ホルモンの合成を促進したりします。
この副腎皮質ホルモンは「抗ストレス作用」がありますし、また、脂肪の消費にも役立ち、血液や細胞のなかにあって、余分なコレステロールを回収してくれるHDLコレステロール、善玉コレステロールの生成も促進するなどいろいろな機能があります。
さらに、パントテン酸はビタミンＢ2などと協力して、脂肪酸などの体に必要な成分の合成と分解を促し、皮膚や毛髪、神経組織を正常に保つ働きもあったりします。
じゃあ、このパントテン酸をどうやって毎日の生活の中で摂取したらいいのか？
ということですが、主に含まれる食材として、レバー、納豆、魚類、落花生など多くの食品があります。
脂肪・糖質の代謝をしたい方、また、妊婦・授乳婦など良質な栄養素が必要な方の栄養補給にもかなり役立ちます。
パントテン酸は、ストレスに強い体をつくり、善玉コレステロールを増やす働きがあるため、ぜひとも多めにとりたい栄養素の一つです。
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